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「関西電力株式会社美浜発電所3号炉の発電用原子炉設置変更許可申請書に関する審査書案」に対する意見を提出しました。

本日、生活クラブ都市生活理事会として、下記意見を提出しました。

みなさん、個人としてもパブリックコメントを提出しましょう。

e-Govパブリックコメント提出はこちらから

 

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「関西電力株式会社美浜発電所3号炉の発電用原子炉設置変更許可申請書に関する審査書案」に対する意見

生活クラブ生活協同組合都市生活 理事会

○意見提出箇所(全体)

福島原発事故後の法改正で、原子力発電所の運転期間は原則40年、ただし1回に限り最長20年延長できる、とする制度が導入されました。原子力発電所の運転期間を40年とするルールは、甚大な被害を今ももたらし続けている福島原発事故を踏まえ、圧力容器が核分裂で発生する中性子を浴びることでもろくなる目安として決められました。20年の運転延長は、あくまで「例外」に過ぎません。

にもかかわらず、これまでに稼働後40年を経過する高浜原子力発電所1号機・2号機の運転延長が認められ、今回の美浜原子力発電所3号炉も承認するとされています。このように、なし崩し的に「例外」を認め、不用意に枠を広げてしまうことは、福島原発事故を教訓に作られた制度の趣旨を無視し、再び原発依存の道へと逆戻りしてしまうことにつながることとなり、認められません。

 

○意見提出箇所(11~30ページ)

元原子力規制委員の島崎邦彦氏は、熊本地震を踏まえて「入倉・三宅式で地震動は過小評価」との警告を発し、原子力規制委員会・庁は7月13日に、大飯原発の地震動を武村式で再計算した結果を公表しました。その結果、武村式に置き換えて計算すれば、地震動は1.8倍になることが分かりました。美浜原発もやはり、基準地震動は入倉・三宅式で計算されています。武村式で計算すると約1800ガルとなり、安全限界を超えるとも言われています。

また、そもそも申請者である関西電力㈱が提出した計算数値と原子力規制委員会の計算数値には差がありますが、その違いが生ずる根拠について何ら明らかにされていません。申請内容を審査するという関係からして、違いが生じる根拠が不明なままで承認することは、原子力規制委員会の審査の信頼性を損なうものであり、認められません。

熊本地震では、震度7の地震が2回も起こりました。このような複数の地震に対する安全性評価はされていません。特に老朽化した原子炉では、比較的小さな揺れであっても、繰り返し力を受ける疲労でひび割れがすすむことが懸念されます。

以上のことから、地震による損傷の防止について、適切な評価がなされていないものと考えます。

 

○意見提出箇所(89~90ページ)

安全機能を有する機器等における火災の発生防止について、難燃性ケーブルに交換できないものは防火シートで覆うことが認められており、十分な耐火性能が保てるのか疑問です。

 

○まとめ

老朽化した関西電力株式会社美浜発電所3号炉は、再稼働せずに廃炉にすることを求めます。

 

以上

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