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がんばれ!福岡自然農園。ミカンバエに負けるな!


福岡自然農園(みかん・甘夏柑他の生産者。愛媛県伊予市)のみかんに大被害

みかんの実に卵を産み、幼虫が中から身を食べてしまう害虫「ミカンバエ」が発生、被害が拡大しました。
一般農家なら農薬を使って「根絶」させるのですが、福岡自然農園は<農薬を使わない栽培>を実践してきた農園です。自分の園の被害だけなら、ともかく、同じ地域の一般みかん農家にも大打撃を与える害虫であることから、苦渋の決断として、「農薬は使わず」は守り、発生したミカン山のみかんをすべて摘み取り、幼虫が出てこないよう密封して駆除、その後、みかんの木をすべて伐採して、根絶させる手段をとる決断をされました。

福岡自然農園は…

「自然農法・わら一本の革命」を著し、自然農法で有名な故福岡正信さんの農園。息子の福岡雅人さんから今は孫の福岡大樹さんが、正信さんの考えを継承しつつも有機肥料、除草は取り入れた無農薬栽培をおこなっています。生活クラブ都市生活とは、生協となる以前から30 年を越える取り組みです。
 

12月12日、理事と職員で福岡自然農園を訪問しました

みかんを伐採して対策していると聞き、総勢7名で現地を訪問。みかんの木の伐採のお手伝いと福岡さん親子からお話を聞きました。伐採する木は、40年前に雅人さんご夫婦が植えた山の木ということで、思い入れも深く、つらい心中が察せられました。3代目で園主の大樹さんのお話からは、こうした試練を乗り越え、次に植える品種のことを考えて作業する生産者の強さを感じました。
 
 
私たちにできる3 つの応援!

みかんの木の半数を伐採、別の柑橘への植替えには数年の時間が…およそ、栽培してきたみかんの木の半分を伐採することになります。伐採した後には、ミカンバエの被害を受けない皮の厚い柑橘類(グレープフルーツやスウィーティなど)を育てる予定ですが、収穫し、出荷できるまでには数年間かかります。その間、みかんの収量・出荷量=みかんからの収入は、当然、半分に減少しますが、「無農薬栽培」を守るための大きな決断です。 わたしたちにできる応援をおこなうことにしました 。

① 応援カンパ

8週号、9週号と2週連続でカンパを受付け、応援カンパは、
517人から834口:41万7000円ありました。

② 福岡自然農園の柑橘類を利用しよう

ミカンバエは、皮の厚いこれらの柑橘には産卵できませんので、被害・影響はありません。特に甘夏柑は量もたくさんあります。これまで以上に、食べ続けることで応援しましょう。
*2月22日から配布の食べるカタログ10 週号から甘夏柑が登場します。6月まで企画があります。

③ 応援メッセージ

応援メッセージは55枚の提出がありました。その中から5人の方のメッセージをご覧ください。→ 応援メッセージ
 
マーマレードを作ろう!の会
2月25日、運営メンバー対象で『福岡自然農園応援企画 無農薬甘夏でマーマレードを作ろう!の会』を実施しました。
まずは福岡自然農園がどんなところか、そして、都市生活との関係について学習し、12月にお見舞いに伺った組合員から現地の様子を報告を受けました。
それから、食育プロジェクトメンバーの指導の下、約20名の参加者が4つのテーブルに分かれて、マーマレード作り。いい香りが立ち込める中、和やかな雰囲気で作業は進みました。 最初、表面が黒すす病で少し汚れた感じになっていた甘夏も洗って、下茹でするうちにすっかりきれいなオレンジ色に!美しくておいしいマーマレードが出来上がりました。マーマレードに苦手意識のあった参加者も、「これは大丈夫!」と、また作りたくなるほどの仕上がりでした。
マーマレードはパンにつけたりヨーグルトに乗せたりするだけでなく、マーマレードケーキや、マーマレードソースにしてお肉にかけてもOK。 この日に教えてもらったマーマレード作りは、この春都市生活エリア数カ所で開催する予定です。
ミカンバエ被害は深刻でしたが、長いお付き合いのある福岡自然農園の素晴らしさをあらためて知ることができました。6月までカタログに掲載される貴重な無農薬甘夏を使って、継続的な応援をしたい…そう思えるマーマレード作りの会でした。(小谷)
 

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